<講演会のお知らせ>

3月11日(土曜日)に長崎大学水産学部長崎大学環東シナ海海洋環境資源研究センター主催の

講演会が開催されます。詳細は下記の通りです。


環境と資源の保全に向けて

−生物多様性の宝庫・ガラパゴスを例として−

長崎大学環東シナ海海洋環境資源研究センター設立記念講演会(市民講演会1)


日時:3月11日(土曜日) 午後1時から5時                

場所:長崎大学総合教育研究等多目的ホール(長崎市文教町1−14)


講演会日程

1:00-1:10 開会の挨拶 齋藤 寛(長崎大学学長)
1:10-2:00 基調講演
「ガラパゴスは何故世界遺産になったのか」
伊藤秀三
(長崎大学名誉教授・日本ガラパゴスの会会長)
2:00-2:30 ガラパゴス環境保全の今 Mr.Rueda O.Danny
(ガラパゴス国立公園局主任調査員)
2:30-2:50 特異なガラパゴスの海洋環境 中田英昭
(長崎大学水産学部教授)
2:50-3:15 豊かなガラパゴスの海洋生物 三矢泰彦
(長崎大学名誉教授)
3:15-3:30
休 憩
3:30-3:50 あえぐガラパゴス−人と生活 松岡數充
長崎大学環東シナ海海洋環境資源研究センター教授
3:50-4:20 ガラパゴスのエコツーリズムと環境教育 西原 弘
サステイナブル・デザイン研究所代表
4:20-5:00 パネルディスカッション
閉会の挨拶


パネル展示

                           ガラパゴスの自然・生き物・人

                           NPO法人日本ガラパゴスの会の紹介

講演会の趣旨

 21世紀は環境の時代といわれる。人間社会が存続するために必要な資源をいかにして守り抜くかが問われる時代である。これまでの営みを通して、我々は我々が存在し続けるためには自然との共存しか道がないことを知った。このような視座を持って、海洋環境と資源をどのように保全するかの指針を得るために長崎大学では東シナ海とそこを取りまく海域に焦点を絞り「環東シナ海海洋環境資源研究センター」を発足させた。 ガラパゴスは言うまでもなく「生物進化論」発祥の地である。特有の自然環境に適応して様々な生物が独自の進化を遂げている。しかしながら残念なことにこの特異な自然と生態系が人間社会の発達によって危機に直面している。それは観光資源としての自然、食糧資源としての海洋生物の危機であり、それらを包括する生態系存亡の危機でもある。 「地球」を次世代に引き継ぐために我々は何をなすべきかをガラパゴスから発信される情報を基に考えてみる。


       主催:長崎大学環東シナ海海洋環境資源研究センター、長崎大学水産学部

      後援:長崎大学国際連携研究戦略本部、NPO法人日本ガラパゴスの会