長崎県生物学会第55回大会のお知らせ
〔総会・講演・研究発表〕
次の日程で、長崎県生物学会第55回大会を長崎大学文教キャンパスにて開催いたします。
今回は、長崎大学の山口敦子先生に講演をお願いしており、下記のとおりお話いただく予定です。
大会は長崎県の自然科学の振興を目的としており、大会を機に多くの自然愛好者が豊かな長崎県の自然を認識していただければ幸いです。万障繰り合わせの上、また下記の留意事項を十分ご確認の上、ご出席くださいますようご案内かたがたお願い申し上げます。(大会終了後に懇親会も開催します。)

大会及び懇親会へ参加希望の方は事前にGoogleフォームより申し込みをお願いします。

 

日時:2026年1月11日(日)成人の日の前日 10:00~16:00           

場所:長崎大学文教キャンパス 教育学部11番講義室 長崎市文教町1-14

 《講 演》『サメ・エイ類の自然史研究から海洋生態系と進化の解明に挑む』

山口敦子先生(長崎大学大学院総合生産科学研究科)

  サメ・エイ類(板鰓類)は地球上の脊椎動物の中で両生類に次いで絶滅危惧種が多く、その保全は喫緊の課題である。本講演では、長年のフィールド研究に基づき明らかにしたサメ・エイ類の多様な自然史を紹介する。アカエイと混同されてきたアリアケアカエイの発見、有明海における生態系構造と機能、さらに胎生エイ類で見られる長期の胚休眠とその進化的意義に関する最新の成果についても言及する。

『注意事項』
※大会での発表のスライドやポスターの撮影を禁止します(発表者の許諾を得ている場合を除く)。 
『大会ご参加の際ご留意事項』
・感染症も流行っており、できるだけマスク着用でのご来場をお勧めします。会場は換気のため寒くなる可能性もありますので服装などご留意ください。
・会場では咳エチケットの遵守、また円滑な進行上も大声での会話の自粛をお願いします。

★懇親会について

   参加ご希望の方は、末尾Googleフォームより事前申し込みをお願いします。締め切り1225日。先着順40名です。会費は当日受付時及び昼休みに徴収します。必ずお釣りの無いよう準備ください。

※「串串花丘店095-848-5177」会費:一般5,500円、学生3,000円 開宴17:00予定
会場住所 花丘町17-18-1F 長崎大北門より北へ300m昭和町通りローソンすぐ隣

 〔日 程〕  受付 9:3010:00
・開式の辞                       10:0010:05          副会長    大庭伸也 

・会長あいさつ                 10:0510:10        会 長    井口恵一朗
・総会行事                       10:1010:30                            
   会計報告・監査報告
                          田中慶太・宮崎勉

   会務一般                              村田孝道

 〔講  演〕                10:3011:50

『サメ・エイ類の自然史研究から海洋生態系と進化の解明に挑む』

山口敦子先生(長崎大学大学院総合生産科学研究科)

 

  《休 憩  昼   食》 ※ポスター発表は掲出していますので、適宜ご覧ください。

 ●会員の研究発表(口頭発表1 10分   13:0014:15
1. 残渣野菜を餌としたアカウニの飼育実験                  末吉真梨1・川久保晶博2
(1長崎大学ジュニアドクター育成塾・2九十九島水族館)

2. 新たに観察した光るきのこ2種                       山川続(長崎きのこ会)

3. 16世紀の宣教師アルメイダが書き残した「五島の怪物」とは何か?安田雅俊(森林総合研究所九州支所)               
4.
長崎県産カワヨシノボリの分類学的再検討                   太田翔1・國松翔太2

(1高知大理工学部生物科学科・2長崎市)

5. 長崎市日見川で採捕されたオオウナギの報告           山下裕貴1・挽地啓大2・松重一輝
(1長崎大院総合生産科学・2長崎大環境科学・長崎大院総合生産科学・環境科学) 

6.
長崎県の偶産蛾について                        西澤正隆(長崎昆虫研究会

7. 九州西部における熱帯・亜熱帯由来の漂着発芽植物             中西弘樹(亜熱帯植物研究所)

 

 (ポスター発表) 14:1514:45 番号の奇数と偶数で前後半に分けて説明時間を入れ替えます。

1. 外来種のニホンイモリ(Gekko japonicus)は大きな卵を産む?
山崎杏樹1・出口瑛大1・持田浩治2 (1長崎総合科学大付属高校・2長崎総合科学大)

2.
タイコウチ科の生活史の推定       

山口泰正1・大浦ひなた2・福岡太一2・大庭伸也1,2(1長崎大教育・2長崎大院総合生産)

3. タガメの繁殖生態の個体群間比較        楠本一真・林田大毅・原優梨亜・大庭伸也(長崎大教育)        

4. コオイムシの繁殖生態に生じるクラインの検討  
小嶺星心1・田中慶治1・松田彩葉1・大浦ひなた2・大庭伸也1,2 (1長崎大教育・2長崎大院総合生産)

5. 島嶼のゲンジボタルの明滅と遺伝的特徴    大畑蓮1・鈴木智也2・大庭伸也1(1長崎大・2広島修道大)

6. 九州北西部で見られるコオイムシの体色変異
大浦ひなた1・大庭伸也1,2 (1長崎大教育・2長崎大院総合生産)

7. 長崎県の島嶼におけるカブトムシの形態変異について          
 普天間ちおり1・小島渉2・大庭伸也1 (1長崎大・2山口大)

8. ニホンアカガエルを保護する大崎ビオトープの整備       中原泰彦・前平泉(大崎スローライフプロジェクト)

9. カスミサンショウウオ幼生の共食い活性に与える共食いリスクの効果
鬼頭拓矢1・松尾公則2・竹垣  1長崎大水産・2長崎女子短大・長崎大院総合生産)

 

 (口頭発表2) 10分 14:4515:50

8. 大村湾で確認されたナンヨウタコクラゲ           後藤壮汰岩岡千香子 (九十九島水族館)

9. 九十九島南部における野鳥調査の経過報告(2018年度~2024年度)
 山口朗子1・岩岡千香子2(1九十九島ビジターセンター2・九十九島水族館)

10. 赤色に対する情動バイアスはカエルにも見られるか?          福田紗彩・持田浩治(長崎総合科学大)

11. 長崎県産地表性クモ相解明の現状                                          廣津敬也(九州大農学)

12. 長崎県から得られたヤシャカマス Sphyraena helleri の新記録  近藤ゆうい(長崎ペンギン水族館)

13. 実践!食事管理による肉体改造:野外に出続けられる体を目指して       大庭伸也(長崎大教育)

 

●閉会行事              15:5015:55

・閉会の辞       副会長  大庭伸也
・事務局より連絡等   村田孝道

 

大会(含む懇親会)の参加については、以下のフォームから申し込みをお願いします。

 注意:懇親会参加申し込み後の変更(取消)は15日中に村田メールmrtteaam@ngs2.cncm.ne.jpまでお知らせください。以降のキャンセルはお断わりします。

(スマーフォンやタブレットかQRコード読み込んでください)※QRコードを読み込めない場合はURLより


https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdAwjR3gDxZzl_iAvE9vm-THjVjU4Z37phZxzXR3WZwr0at_w/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0