長崎県生物学会The Nagasaki Biological Society

長崎県生物学会第48回大会
長崎県生物学会第48回大会は約100名の参加者があり、無事に終了致しました。
参加された皆様お疲れさまでした。来年は佐世保市での開催になります。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。


次の日程で、長崎県生物学会第48回大会を開催いたします。
この度は、筑紫女学園大学教授の佐々木浩先生に講演をお願いしており、
【対馬で生息が確認されたカワウソについて】という演題でお話いただく予定です。
この大会は長崎県の自然科学の振興を目的としており、
この大会を機に多くの自然愛好者に豊かな長崎県の自然を認識していただけれ ばと思います。
開催日は成人の日の前日でご多忙中とは存じますが、万障繰り合わせの上、ご出席 くださいますようご案内かたがたお願い申し上げます。
一般の方の参加も大歓迎です。生物に興味のあられる方はぜひ参加をお待ちしています。
日時
2019年1月13日(日)成人の日の前日
10:00 〜 16:00
場所
長崎大学教育学部 11番教室(1階)
  
平成31年  第48回大会

期 日 平成31年1月13日(日)
  成人の日の前日
時 間 10:00〜16:00
午前;講演 佐々木 浩 先生 筑紫女学園大学教授
  「対馬で生息が確認されたカワウソについて」
        午後;1時間程度:ポスター発表
           2時間程度:口頭発表
    場 所 長崎大学教育学部 11番教室(1階)
(西浦上駅から徒歩15分、構内駐車場は本年度10月から有料(300円/日)になりました。)


〈講演内容〉
昨年の2月、対馬でカワウソが琉球大学の自動撮影カメラで捉えられました。
国内では38年ぶりの野生のカワウソの確認でした。その後の環境省の調査で
採取された糞が分析により、少なくともオス2頭、メス1頭のものと判明しまし
た。環境省の調査メンバーの一人で、長年カワウソの研究に携わられ、現地で
の調査にあたられている佐々木浩先生に、対馬でのカワウソ確認にまつわる
お話をいただきます。



〔日程〕
・受付 9:30〜 10:00
・開式の辞 10:00〜 10:05 副会長 宮崎 勉
・会長あいさつ 10:05〜 10:10 会 長 松尾公則
・総会行事 10:10〜 10:35
会計報告・監査報告 田中慶太・樋口一成
会務一般 宮崎 勉
選挙結果・新役員 選挙管理委員長 宮崎 勉
10:40〜 11:55
講演 「対馬で生息が確認されたカワウソについて」
筑紫女学園大学現代社会学部 佐々木 浩 先生
・《昼食》写真撮影
・会員の研究発表 1 2 : 4 5 〜 1 5 : 5 5

口頭発表《12:45〜 13:55》
@ 橘湾沿岸で捕獲されたヒョウモンダコについて(15分)
大塚摩耶子(長崎ペンギン水族館)
A 九十九島にはどんな鳥がいるのか? (15分)
伊藤一喜( 九十九島の会)
B 九十九島パールシーリゾート付近の海浜環境における顕花植物の種多様性(10分)
古野志歩1・大谷拓也2・西村奈美子2・服部 充1
( 1長大・環境、2九十九島ビジターセンター)
C 大村湾におけるアカクラゲ(Chr ysaora paci f i ca )由来DNAの動態(10分)
高巣裕之・猪股はるか・内野宏治・田原沙紀・森康一郎・野添裕一・秋山 仁
(長大院・水産・環境ほか)
D ミナミメダカを排除するカダヤシとの関係性( 15分)
出口育美・高尾帆華・美明晃治(海星高校)


ポスター発表( 13:55〜 14:55)
@ コオイムシの体サイズ、生活史、繁殖行動の個体群間比較
大浦ひなた・山田知帆乃・吉村愛菜・大庭伸也(長大・教育)
A 福江島のカブトムシの武器形質と闘争行動の解明
原 真悟・大庭伸也(長大・教育) ・小島 渉(山口大・理)
B ゲンゴロウ属3種の生活史と集団遺伝構造
福井瑞生・平井祥子・寺園康秀・高田尚・
中島かりん・大庭伸也(長大・教育)
C 海産性巻貝類3種のすみわけ行動の教材化に向けた授業実践
本木和幸(長大院・教育) ・大庭伸也(長大・教育)
D 福江島のアメリカザリガニの駆除数報告と、在来生物による増殖抑制効果の検証
松本弥優・松田彩葉・大庭伸也(長大・教育) ・上田浩一(五島市)
E 対馬産希少野生植物の過去の分布記録とその現状
山本武能(対馬市 文化交流・自然共生課)
F 長崎県初記録のヒクラゲ(クラゲ類; 立方クラゲ綱)
玉田亮太(長崎ペンギン水族館)
G 南九十九島の海岸に生息する昆虫の記録
西村奈美子・大谷拓也・西村佳美・平野義仁・山口朗子(九十九島
ビジターセンター) 、西澤正隆(元たびら昆虫自然園園長)
H ムネアカオオアリとニシムネアカオオアリの分類の再検討とその過程を通じた隠蔽種
の発見を目指して
平下 裕(長大院・水産・環境) ・服部 充(長大・環境)
I 奥雲仙田代原における草本植物・木本植物の種多様性と開花フェノロジー
高山大輝・服部 充(長大・環境)
J 奥雲仙田代原におけるミヤマキリシマの保全の効果について
山本明未・服部 充(長大・環境)
K アユの生息密度が他魚種の種多様度に与える影響
合屋祐国・井口恵一朗(長大・環境)
L 諫早干拓に飛来したコウノトリ(2018年9月)
村田孝道
M 対馬の両生類はすごい-Amazing Amphibians of Tsushima Island-
松尾公則


口頭発表(14:55〜 15:55)
E ヒラメ奇形個体の透明骨格標本による解析(10分)
浜端清志・大崎洸成・山口伊歩樹・奥村賢一(長崎鶴洋高)
F 長崎県内の地衣類について(10分)
田中慶太(長崎市立琴海中)
G 長崎県松浦市で確認されたキノボリトカゲについて(15分)
米田美里・吉福英人・川久保晶博( 九十九島動植物園)
H 2018年に西海国立公園九十九島水族館に搬入された魚類希種について(10分)
百武可奈子( 九十九島水族館)
I ケシゲンゴロウ幼虫の頭部突起の役割(10分)
林 成多( ホシザキグリーン財団) ・大庭伸也(長大・教育)

・閉会行事 1 5 : 5 5 〜 1 6 : 0 0【ポスター発表の申し込みについて】
  ・各自、模造紙1枚程度に写真・図・文章等を書き込み掲示板に添付します。
  ・決められた時間帯や昼休み等に発表者は自分の掲示板の前に立ち、質問者との応答を行います。
  ・なお、今回も必要な方には展示用の机も準備いたします。懇親会について
今年度も懇親会を開催します。例年30名程度の参加がありますので、ぜひご参加 ください。場所は『割
烹たなか住吉本店』、会費は5,000円(学生3,000円)です。当日、受付で申し込みをしてください。開宴は17時の予定です。

〒850-0812 長崎市白木町13−4 宮崎 勉まで

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