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下記の日程で、長崎県生物学会第44回大会を開催することになりました。 このたび
は、本学会会員である長崎大学環境科学部教授の『中西こずえ先生』に講演をお願いして おり、 【コケの生態学】という演題でお話いただく予定でおります。この大会は長崎県の自 然科学の振興を目的としており、この大会を機に多くの自然愛好者が豊かな長崎県の自 然を認識していただければと思います。開催日は成人の日の前日です。お忙しいとは思い ますが、万障おくりあわせの上、ご出席下さいますよう御案内かたがたお願い申し上げま す。 |
日時 平成27年1月11日(日)成人の日の前日 10:00 〜 16:00
場所 長崎市文教町1-14 長崎大学 教育学部 11番教室(1階)
(西浦上駅から徒歩15分、駐車場あります) ![]() |
《講演》
『コケの生態学』 中西 こずえ 先生(長崎大学環境科学部)
〈講演内容〉
長崎県を中心として、九州におけるコケ類の生態と分布について調査研究を続けています。その結果についてお話
しします。内容は、1)コケ植生の多様性、2)植物指標としてのコケの有効性、3)長崎県における稀産コケ類の分布 と生態です。コケ植物は維管束植物と異なり体が小さく、その上、必要な水分を葉の表面から取り入れています。この 様なコケ類の生態学的研究は、維管束植物のように多くはありませんので、維管束植物の研究方法を参考にしたり、 コケ独特の研究方法を工夫することが必要です。 |
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〔日程〕
・受付 9:30〜10:00
・開式の辞 10:00〜10:05 副会長 松尾公則
・会長あいさつ 10:05〜10:10 会長 中西弘樹
・総会行事 10:10〜10:35
会計報告・監査報告 田中慶太・宮崎 勉
会務一般 松尾公則
講演 10:40〜11:55
「コケの生態学」
長崎大学環境科学部 中西こずえ 先生
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口頭発表《 12:45〜13:45 》
@橘湾で捕獲されたリュウグウノツカイ(10分) 大塚摩耶子・楠田幸雄(長崎ペンギン水族館)
A絶滅危惧種淡水紅藻オキチモズクの長崎県福江島での新産地報告(10分)
飯間雅文(長大・環境)・ 深川元太郎(社団法人長崎県食品衛生協会)
B長崎市の湿地公園におけるエサキアメンボの季節消長および食性の解明
大串俊太郎・繁宮悠介(長崎総科大院・工学)
C熱帯産の海流散布植物の漂着発芽 中西弘樹(亜熱帯植物研究所)
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ポスター発表(13:45〜14:45)
P-1 大型ゲンゴロウ類における生活史・行動形質の比較 高田 尚・大庭伸也(長大・教育)
P-2 大型ゲンゴロウ類における移動分散能力および集団遺伝構造の比較 中島かりん・大庭伸也(長大・教育)
P-3 学校プールの水生昆虫類とそれを利用した環境評価の試み 村上 陵・大庭伸也(長大・教育)
P-4 諫早湾で越冬するツリスガラの繁殖地判明 馬田勝義(佐世保市)
P-5 男女群島北周辺の大陸棚で得られた3種のウミシダ類 幸塚久典(東大三崎臨海実験所)
P-6 長崎県産アユの形態における地域間変異 佐古田雅哉・井口恵一朗(長大・環境)
P-7 浦上川におけるアユの産卵生態 本多将門・井口恵一朗(長大・環境)
P-8 同一河川内におけるタカハヤ外部形態の流程間変異 中里希望・井口恵一朗(長大・環境)
P-9 アメンボ類3種における口吻の形態と食性の関係 大串俊太郎1・大庭伸也2・繁宮悠介1
(1:長崎総科大院・工学,2:長大・教育)
P-10 長崎市のビオトープにおけるアメンボ類3種の生存期間および移動の推定
大串俊太郎・繁宮悠介・大場和彦(長崎総科大院・工学)
P-11 田平の川に生息する生き物について 碓井みどり・山田仁子(田平中学校)
P-12 鹿子前で確認されたヤシオオオサゾウムシ 西村奈美子・大谷拓也(九十九島ビジターセンター)
P-13 佐世保市船越で発見されたシロマダラ 真崎由夏(九十九島動植物園)
P-14 大村で撮影された哺乳類 松尾公則(西彼杵郡)
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口頭発表《 14:45〜15:45 》
DユスリカMicrochironomus tabaruiの飛行距離 桃下 大(諫早市)
Fハンドウイルカのホイッスル音に関する研究
G多良岳のヤマネの生態 松尾公則(西彼杵郡)
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【懇親会について】
今年度も懇親会を開催します。例年30名程度の参加がありますので、ぜひ、ご参加ください。場所は、長崎大学
から徒歩15分の住吉にある『割烹たなか』です。会費は5,000円を考えています。当日、受付で申し込みをしてくだ さい。 |
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