長崎県生物学会The Nagasaki Biological Society

長崎県生物学会第40回大会

長崎県生物学会第40回記念大会は101名の参加者があり、盛会の内に終了いたしました。参加された皆様、お疲れ様でした。

下記の日程で,長崎県生物学会第40回記念大会を開催することになりました。今回は本学会会長である長崎大学教育学部の中西弘樹先生に「長崎県の植物地理−亜熱帯性植物を中心として−」という演題でお話しいただく予定です。この大会は長崎県の自然科学の振興を目的としており,この大会を機に多くの自然愛好者が豊かな長崎県の自然を認識していただければと思います。開催日は成人の日の前々日です。お忙しい中ですが,多くの皆様の御参加をお待ちしています。

また,大会終了後に同じ場所で祝賀会を行います。創立40年という記念大会です。ぜひともこの40年を振り返り,50周年に向けてのステップとしたいと思います。祝賀会にもぜひご参加ください。



日時 平成23年1月8日(土) 成人の日の前々日    記念大会:10:00〜15:30    記念祝賀会:16:00〜18:00場所 セントヒル長崎      (長崎市筑後町4−10  095−822−2251)    長崎駅から徒歩10分,駐車場はありません             





講演
「長崎県の植物地理−亜熱帯性植物を中心として−」
              中西弘樹先生(長崎大学教育学部)
講演内容 亜熱帯性植物の中で,長崎県を分布の北限とする植物は少なくないが,その分布を調べてみると「九州西廻り分布型植物」と「島嶼偏在植物」という興味深い分布型を示す植物があることがわかったので,それを中心に長崎県の植物分布について紹介する。
日程
受付 9:30〜10:00
開式の辞 10:00〜10:05 副会長 松尾公則
会長あいさつ 10:05〜10:10 会長 中西弘樹
総会行事 10:10〜10:25 
       会計報告・監査報告 谷口英樹・宮崎勉
       会務一般        松尾公則
講演 10:30〜11:45
「長崎県の植物地理−亜熱帯性植物を中心として−」
              中西弘樹先生(長崎大学教育学部)
会員研究発表

@長崎市沿岸で採取されたオニヒトデについて:中村拓郎(長崎ペンギン水族館)

A長崎市休耕田ビオトープにおけるカ科および天敵水生昆虫:大庭伸也※1※2・松尾公則※3・高木正洋※1(※1長崎大学熱帯医学研究所病害動物学分野,※2京都大学生態学研究センター,※3長崎県立長崎北高等学校)

Bトビハゼ(Periophthalmus modestus)の泥干潟上における分布について:粟生理恵子※1・吉田雄※2・石松敦※3(※1九十九島ビジターセンター※2長崎大学水産学部※3長崎大学環東シナ海海洋環境資源センター)

C長崎市および周辺地域に生育するミノゴケ体内の金属含有量:福島絢子※1・陳暁慧※1・田平泰広※2・中西こずえ※1(※1:長崎大学環境科学部 ※2:長崎大学共同研究交流センター)

D2009年,2010年に長崎大学の池で記録されたマミズクラゲ(ヒドロ虫綱、淡水クラゲ目、ハナガサクラゲ科)について:山崎悠介・中西弘樹・秋山仁・川久保晶博・堀之内詩織

E九十九島近海の鯨類について:池田比佐子・駒場昌幸・中野仁志・出来真由美・駒場由美子・川久保晶博(西海国立公園 九十九島水族館)

F諫早市のため池のフロラと植生:上津遊ちほ・中西こずえ(長崎大学環境科学部)

G対馬産ヤツボシハナカミキリの系統学的解析:星野啓太(東京農工大学)

H諫早湾調整池のユスリカについて:桃下大・縄田とよか










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