長崎県生物学会第38回大会


長崎県生物学会第38回大会は盛会の内に無事に終了いたしました。
会員の皆様お疲れ様でした。次年度は佐世保市で開催予定です。

長崎大学環境科学部の岡田二郎先生に
「昆虫の探索活動と空間認知」という演題で講演をお願いしております。
今回は初めて長崎市科学館での開催です。
会員の皆様をはじめとして,多くの方々のご出席をお待ちしております。

日時 平成21年1月11日(日)10:00〜16:00
場所 長崎市科学館 長崎市油木町7-2(駐車場はあります)

講演 「昆虫の探索活動と空間認知」            長崎大学環境科学部 岡田二郎先生 10:30〜11:45
 動物は探索により自身が置かれた空間環境を知ることができる。とりわけ,視覚以外の手段に依存する場合,動物は周囲を歩き回りながら触覚を用いて探索をおこなう。本演題では,室内の行動動物実験に基づいた夜行性昆虫(コオロギとゴキブリ)の探索行動と空間認知について紹介する。
岡田先生による講演のようす
口頭発表(12:45〜13:45)
@ 大村湾のスナメリ
 中村晴美(西海パールシーセンター)
A 遺伝子から見たHTLV-1と日本人の関わり
〜HTLV-1がいつ,どこから日本に来て,どのように広まったのか〜
 江口克之・藤井秀文・大谷正史・大島謙吾・山本太郎(長崎大学・熱帯医学研究所)
B 長崎県野母半島沿岸で捕獲されたイシダイとイシガキダイの交雑種
 末吉摩耶子(長崎ペンギン水族館)
C 長崎市における総合運動公園の植物
 小椋ゆうき・中西こずえ(長崎大学・環境科学部)
ポスター発表(13:45〜14:45)
@ 長崎県沿岸のウミシダ類(棘皮動物門:ウミユリ綱)
 幸塚久典(長崎ペンギン水族館)
A マガモは同じ経路を往復するか?
 馬田勝義(佐世保市立早岐小学校)
B 長崎県におけるハマオモトの分布と生態
 三浦夏奈子・中西弘樹(長崎大学・教育学部)
C 対馬における5年間のヌマガエルの分布拡大
  松尾公則(長崎北高等学校)・野田一男(対馬林業)・玖珠博一(対馬市役所)・
   萩野伊万里(武蔵美)・三谷奈保・戸田光彦(自然研)
D 植生帯内における蘚苔類のフロラ多様性
 平井舞子・金子由紀・陳暁慧・中西こずえ(長崎大学・環境科学部)
E 対馬で捕獲されたユキソデフリウオについて
 山崎悠介(西海パールシーセンター)
F 長崎県で発生したキョウチクトウスズメガ
 池崎善博(長崎女子短期大学)
G 長崎県大村湾の海産種子植物
 吉岡一也・中西弘樹(長崎大学・教育学部)
H 兵庫県から飛来したコウノトリ
 谷口英樹(長崎市立鳴見台小学校)
I 長崎県における水田及周辺雑草フロラの季節変化
 堀田智子・山口知子・中西こずえ(長崎大学・環境科学部)
J 対馬で発見したドロアワモチ
 小原良典(長崎市立西町小学校)
口頭発表(14:45〜15:45)
D 長崎県新記録のヤクヤモリ
 松尾公則(長崎北高等学校)
E ウスアオリンガの生長記録
 遊佐匡子(西海パールシーセンター)
F 長崎県の蝶類の現状
 峰正隆(諫早高校)
G 長崎県のカヤツリグサ科植物の分布と生態
 田中慶太(長崎市立戸町中学校)・中西弘樹(長崎大学・教育学部)

大会のようす

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